VARIABLE BARRICADE 感想
- 出版社/メーカー: アイディアファクトリー
- 発売日: 2019/04/04
- メディア: Video Game
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ずっと発売延期になっていたけど、春にめでたく発売!!待っていたバリバリをプレイしましたー!!色々あって、プレイ中に1度2ヶ月程休んでいましたが、昨夜ハッピーエンドとTRUE ENDだけ回収できたので、感想残します。
ネタバレなし感想→ネタバレありのキャラ別感想の順で載せています〜!
〇オープニング〇
〇あらすじ〇
――出会って5秒でプロポーズ! ? 名門東条家の一人娘・ヒバリの前に現れた謎の美形男子たちは、 彼女の天敵である祖父が差し向けてきた花婿候補だった。
ヒバリの勘は告げていた。この話、きっと裏がある。 何故、今なのか。そもそも彼らは何者なのか。 どう考えても怪しすぎる話に断固拒否の姿勢を見せるも、祖父の決定は絶対。 あれよあれよという間に別邸を与えられ、結婚を前提とした共同生活が始まった。 4人の男たちはあの手この手で彼女を口説き、婿の座を狙う。 めくるめく誘惑の日々の中、ヒバリは固く決意した。 絶対落ちてやるものか、と――
〇ネタバレなし感想〇
楽しかったです(*^^*)
最近レーティングBをやってなかったので、刺激を好むわたしでも満足できるだろうか?笑 と思っていましたが、ストーリーがとにかくしっかりしてます。泣けるシーンもあったし、みんな最後はハッピーエンドを迎えられて良かったね!!となりました。
キャラクターも魅力的で、サブキャラもとっても良かったです。ストーリーはシリアスでもなく、軽くもなく。ちょうど良いバランスで進行していってたと思います。
ただ、システム面がイマイチよく分かりませんでした(;・∀・) フローチャートなのはいいんですが、メニュー画面のフローチャートからは続きを始められないので、常にセーブに気を配らないといけなかったです。
システムをきちんと理解出来てなかったせいもあると思うのですが、沢山乙女ゲーをやってきたわたしでも良く分からなかったってことで、もう少し親切にして欲しかったかな。
オトメイトのフローチャートで記憶に新しいのは黒蝶のサイケデリカ、灰鷹のサイケデリカですが、メニューのフローチャートからでも進行出来たと思うのですが……勘違いですかね?(笑)
その他は特に不便なく、プレイ出来ました。
〇ネタバレ有りキャラクター別感想〇
今回も好きそうな順番で特攻しました。
大我→那由太→汐音→壱哉です(*^^*)
〇石動 大我 CV岡本信彦
1人目は大我にしました〜!いや〜〜初回√なのもあるんですが、この人一体何者!?と思いながら個別に入りました(笑)
花婿候補なのに、なんだか妙に引いてみてるな〜と思ったら、彼は本物の花婿候補ではなく、おじいさんから頼まれた監視役だったんですね!
最初はヒバリとどうこうなる気はなかった大我だけど、個別に入って、ヒバリを女として見ることを宣言します。しばらくはすごくいい感じに進むんですが、途中からきつい展開が。
彼の的確な意見や行動力のあるところ、豊富な知識などを目の当たりにすることで、大我を何でもできるヒーローのように感じ始めたヒバリ。そんな彼女に対して、自分はそんな大層な人間じゃない…と息苦しさを感じる大我。
ついにはヒバリに対して、避けたり、他の候補者に目が向くような態度を取ります(TT)
ヒバリの、大我の信者のような態度にこの子大丈夫かな〜とは思ったんですが、でも大我が自分勝手すぎてムキーーー!!!となりましたね(笑)
そして家を出ていった大我でしたが、クリスマスに再会します。ヒバリちゃんの泣きながらの告白はわたしも号泣。本当に辛かったよね…(´;ω;`) 賭けに買って良かった。
〇八神 那由太 CV下野紘
2人目は那由太くんです〜!!
ワンコ系男子ですね\(^o^)/♡
歩く借金製造機という恐ろしすぎるプロフィールww
彼は裏表ない性格で、見たまんま〜な感じで癒されました。でも、大我の時のようにこの人は一体何者!?が最初から頭から離れず。
そしてやっぱり只者ではなかった……
なんとなんと!!!!
那由太も花婿候補ではなかった!!!ww
えーーー!?2人連続!?と思わず笑いました。
那由太は要人警護の職に就く八神一家に生まれ、叔父さんのようなボディガードになることに憧れていました。いつか自分も立派な人を守るという強い気持ちを持って。
しかし、現実はちがっていて、警護する人間は自分が思ったような素晴らしい人間ばかりではないことに気が付きます。
そこに失望した那由太は、警護をやめてフラフラしているところにヒバリと出会い、この人こそ自分が守るに相応しい人だ!!と当主であるお爺様に直談判。
八神家は東条家の護衛をしていた縁もあったので、ヒバリに選ばれることが出来ればボディガードとして認める、ということになりました。
ヒバリが好きな映画「ガーディアン」に似た自分たちの境遇に、結構早い段階でこれは恋かも!とヒバリは思い込んでしまいます。
(個人的にですけど、この辺の時点ではまだ思い込みだと思うんですよね……)
見事ヒバリに選ばれた那由太は、歓喜!!
そしてヒバリは本当のことを知り、ショックを受けます。可哀想すぎる( ;꒳; )笑
その後何だかんだあり、那由太もやっとヒバリを警護対象だけでなく、女の子として好きだと気が付きます。様々な壁が立ちはだかってきますが、2人は想いを通わせることが出来ます( ;꒳; ) よかったー!!
ストーリー内で、那由太がボディガードモードになる時は最高に萌えました!!
ワンコ系男子で、明るい那由太ですが、ボディガードになると一変。冷静沈着で無口なカッコイイ男になるんですよね。
あのギャップにはやられると思います\(^o^)/♡
最後、恋を自覚した那由太がめちゃくちゃ奥手になって、ヒバリと話すことはおろか、見つめることも困難になってて可愛かったです♬︎
〇黛 汐音 CV 野島健児
3週目は汐音さんです〜!
ゆるふわビューティーで天性のヒモ(笑)という超スペックの持ち主の彼。
野島さんの優しいボイスに癒されながら進めていたんですが、、、レベル2のストーリーが終了後、体調をずっと崩していまして、なんとここから2ヶ月くらい空いてしまいました( ;꒳; )
レベル3に入って、全然展開を覚えていなくて焦りました。でも、このゲームってフローチャートじゃないですか?!だから遡るにも面倒くさすぎてもうそのまま進めちゃいました…。
汐音は、開始直後からラブエンド見終わっても特に印象も変わらず、ずっと彼のターンのままヒバリちゃんは翻弄されてたなぁって感じでした(笑)
エンディングの後にヤキモチ焼いてる汐音さんが1番可愛かったです(*^^*)
汐音は過去の経緯から、人に求められると求められたように相手に答える、という主体性のない感じだったので、なんでヒバリちゃんを好きになったのやら???と疑問を持ちながらプレイしていました。その辺もちゃんとストーリーで知れたのでスッキリして良かったです。
感想が薄くて申し訳ないんですが、大我→那由太とプレイして、どっちも色々あって感動して泣けたので、割りと危なげなくハピエンを迎えられたなぁという印象でした!ちゃんとした花婿候補でしたしね(笑)
それにしても春日がめっちゃ怖かったです。よっぽど相性が悪いんでしょうね(笑) まぁ強かさの性質が2人はすごーーく似てるので、ある意味同族嫌悪っぽい感じなのかな(笑)
汐音のスチル、どれもめちゃくちゃ美人でしたね!!薄葉カゲロー様の素晴らしさを改めて思い知りました!!!
〇光森 壱哉 CV 鳥海浩輔
さぁ、ネタキャラ全開っぽい壱哉さんです(笑)
まず、梅原さんからのキャスト変更、残念でしたね〜( ;꒳; ) わたしは鳥海さんも好きですが、メインヒーローなので、梅原さん楽しみにされてた方も沢山いらっしゃるだろうなぁ〜と思いました。
きっと収録は始まっていたでしょうから、鳥海さんにはお疲れ様です!と言いたいです。バリバリが無事発売されて良かったですね。
さて、壱哉は初見ではもうネタとして楽しむ気持ちしか湧いてこなかったのですが、さすがメインヒーロー!!壱哉だけでなく、ヒバリ自身の問題にもかなり切り込んでいったストーリーだったと思いました。
壱哉はいつも自信満々で、女性関係なら百戦錬磨。どんな希望も叶えるスパダリってのが表面上の彼の姿。
ですが、本当はいいとこのお坊ちゃんに産まれ、優秀な双子の兄と比べられ、劣等感と孤独と戦ってきた結果、女性に求められることで自分を保っていた……という感じですかね。
そんな壱哉ですが、ヒバリを本当に好きになって、自分の心に素直になっていく……という過程はとても良かったです(*^^*)
なのに最後の決死の告白の時に、今度はヒバリが抱える問題が出てきます。壱哉が精一杯の想いを伝えた後、
「それってわたしじゃないとダメなの?」と。
過去の経験から、愛されずに育ったと感じていたヒバリは、自分だけが唯一の存在だと言いきって欲しかったんですね。
あと、多分、壱哉がことある事に引き気味なので不安になっていたとは思うんです。素直になってきてからの壱哉は、こう、、、いや!!それでも君が好きなんだーー!!みたいな気迫がなかったので(笑)
でもまぁ、ヒバリがこの台詞を言った時、このお嬢様、とんでもないなwとわたしは思いましたけど(笑) そんなの、証明できるわけがないし、ヒバリだって、壱哉じゃなきゃダメな理由あるんか???と(笑)
そして見事、それを花婿候補たちに指摘されて青ざめるヒバリ。
確かにそうよね……と。その反応を見て、そりゃ初恋もまだで、お嬢様で、籠の鳥のヒバリには分からないことだったのかなぁ〜と思いましたけどね。何度か出てきたワードですが、【⠀潔癖 】な部分もそうさせるのかもしれません。
まぁその辺の夢と現実を知ったヒバリと、そんなん知ったことか!!俺はヒバリさんがいいんだー!!と様々な暴挙に出た壱哉はめでたくハッピーエンドになりました!良かった良かった(笑)
春日が、ヒバリが求めていたのは、自分に依存してくれることだと言っていましたね。
なるほどなぁ〜。こう説明されると、なんか腑に落ちました。
女の子として、お前だけが唯一無二の存在、お前しかいらない。みたいに言ってもらえるのは理想というか、夢ですしね(*´艸`)
壱哉は、お兄さんである千哉との問題も絡んできましたが、壱哉が心配で、試してるんだろうなぁって感じが所々あったので、その辺のストーリー展開も良かったです。
〇〇TRUE ending〇〇
ってことで、ハッピーエンドだけですが、全員攻略出来たので、真相√の感想です。
個人的にものすごーーーーーくガッカリしてしまいました。色々なことに置いて、辛口です(笑)
まぁわたしの選考基準が悪いのが大前提なんですけどね???笑
まず、もうネタバレ読まれてるってことで最初に書いてしまうと、完全無欠のガーディアン、執事の春日くんはヒバリの実の兄だったんですね。
それも度を越したシスコンで、そのシスコンぶりを危惧した2人の両親は、妹のヒバリだけ東条家に送ったという……。亡くなったと聞かされていたヒバリの両親は、駆け落ちしてイギリスに住んでいたんですね!
それでも兄である春日(本名:ツバメ)は、住んでいたイギリスにて11歳で大卒!!これで文句ないだろう!!と日本にやってきて、ヒバリの執事になって、完璧なお嬢様に育てることを決めます。そして実行(笑)
わたしは春日のCVである田丸さんが大好きなので、隠し√だと信じていました。共通√でも、わたしの知らない春日、とかわざわざストーリーがあって、実はお兄さんって展開はこれっぽっちも予想出来ていませんでした。
今更長男として東条家を継ぐ気はなく、このまま執事としてヒバリの傍にいることになった春日ですが、真相endingの後に、兄と妹として、お出かけするというアフターストーリーがあります。
なんかもう……ヒバリが甘えん坊というかぶりっ子全開になっててわたしは引きました\(^o^)/
基本はサバサバ系路線で、声色もキツめな女の子って感じなのですが、攻略対象に甘える時には急に猫なで声になるので、いつものトーンで甘えたらいいのになぁ〜と思っていたんですが、お兄さんとのデートの回では余計にそう思ってしまいました……(笑)
決して女性声優さんだから、攻撃してるとかではないですよ!!わたしは主人公のCV付きは大歓迎ですし(*^^*)
まぁこう色々不満がありましたけど、本当は当主であるお爺様にも愛されていたことを自覚出来たし、亡くなったと思っていた両親の存命、本当の家族であるお兄さんも近くにいてくれたということで、良いエンディングだったと思います!!
個人的には、ヒバリの親友の紬がめっちゃツボでした♡ 乙女ゲーをされてる方の大半はオタクな方が多いと思いますし、彼女の言動にニヤニヤしちゃった方も多いのではないでしょうか!
紬のスクショも多々あります(笑)
〇おわりに〇
最後不満を吐き出しましたが、バリバリ、すごーーーーく楽しかったです!!ストーリーもしっかりしていて、スチルももちろん文句なしの美しさでした!!
薄葉カゲローさんといわた志信さんのタッグはレンドフルール以来だったのかな?レンドの時のあの絶望感はゼロで良かったです(笑)